ライフホームならではの住まいや暮らしの便利情報、季節の話題などをお届けします。
5月。
小鳥のさえずり。
小学校のチャイム。
いろんな音が私達の耳に毎日入ってきます。
もうすぐ梅雨の季節になったら
雨音。
そんな音ばかりなら
心地よいのですが(^-^)
そうでもないようです。
外部との遮音性は
サッシがポイントです。
身近な音の強さとは
デジベル※dB
0dB・・・耳に聞こえる最小限度
20dB・・・木の葉の触れあう音
30dB・・・人のささやき声
40dB・・・図書館の室内
ここまでは静かな音です。
60dB・・・普通の話し声
70dB・・・騒がしいオフィスやレストラン
80dB・・・電車の車内や繁華街の交差点
100dB・・・電車のガード下
120db・・・ジェット機の離陸
サッシの遮音性にはJIS規格による等級が
設けられています。
0~25dBには普通のサッシ
25~30dBには一般的なサッシ
30~35dBには
召合わせやクレセント部分の隙間を改良したものを使う。
40dB以上は二重サッシを内外2重に設置。
テレビでもいろんなサッシのCM。
サッシの使い方で随分と変わってきます。
音は外部と限るわけではありません。
家の中の音を気にされる方もいらっしゃいます。
2世帯住宅をつくる時
プライバシーは重要になります。
内部では
部屋の位置関係がポイントになります。
2階のトイレ。
真夜中のトイレの音が下に響きわたらないように
排水管に
遮音シートとして3mm厚のシートを巻くのがよいでしょう。
音の問題については
2世帯住宅の一階が親世帯
2階が子世帯という場合は
寝室や水回りのゾーニングを
なるべく上下で一致がよいです。
水回りと居間が隣り合う場合は
間切り壁の石膏ボートを2重にしたりして
内部に遮音に気をつけましょう。
家を建てる側でも
知っているといないでは違います。
生活の音。
家族で気持ちよく暮らすためにも
音は大切です。
2016.05.17