よくあるご質問(FAQ)

お客様からよくいただくご質問にお答えさせていただきます。
下記項目以外にご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合せください。

よくあるご質問:一覧

「外断熱」ってなに?

構造の外側を断熱材で覆った工法です。

元祖はヨーロッパ、北欧の寒い地域が発祥です。構造をレンガで造り、その外側に30〜50cm厚の断熱材を巻いたことから始まりました。現在日本では外断熱の人気がありますが、問題は断熱材の仕上げとして外側にサイディングを貼っていることです。重量が重いのにもかかわらず、長いビスでとめているため長い年月の内にヒビ割れ・ヒズミなどが発生してしまいます。また、地震時には弱く、壁の崩落が発生する可能性も高いのです。外断熱の仕上げには重量が軽く、耐久性の高い素材を使用することが大切です。施工性に総合的に問題がなければ、断熱性は優れています。

なんでライフホームは「塗り壁」にこだわるの?

日本古来の住宅は塗り壁でした。他のどの素材よりも日本の風土に適しているからです。

日本建築は古来、中国・朝鮮のほうから渡来し、日本の風土・風習や気候に合致した建物として改良され現在に至っています。現在の様々な建築材料はアメリカ・カナダなど歴史の浅い国から渡ってきていますが、日本も戦後復興の時代から安価で施工性の早い素材をこぞって使用してきました。日本建築という世界に誇れる建築工法があるにもかかわらず、プレハブ化された住宅を好むことは、日本文化を承継していないことと同様、少し寂しい気がします。「塗り壁」は古くから建築壁材の主要を担ってきました。代表的なのが「土壁」です。土壁は、竹を編み土とわらで練って粘りのある塗り壁材を左官仕上げし、施工します。その後、モルタル壁が普及し、現在はサイディングが主流となり、塗り壁は高価な工法となってしまいました。しかし、最近ではアメリカ製品のジョリパットなどが普及し、時代は塗り壁に戻ってきているのです。モルタル壁は木を腐らせ、地震に弱い建材ですし、サイディングはコーキングの退化や表面の塗料劣化などで家の耐久を減退させます。レンガやタイルなど、耐久性の高い素材もありますが、地震国日本には合わない素材です。これからは日本の住まいの原点に戻り、塗り壁工法を使用することが最善と考えます。

「ポットハウス」ってなに?

ライフホームオリジナルの健康仕様住宅です。

家は一般的に、一生に一度の高価な買い物で、家族の人生に大きく影響を及ぼすであろう商品です。そのような大切な商品になる家をつくるにあたって、まず、「信州にあった家」という所から考えはじめました。信州では、全国で平均的に販売されている住宅は通用しません。なぜなら、気候の変化が激しいからです。大手のブランド名やデザインだけで住宅を選ぶことは危険です。本当に良い家とは、健康・快適・安全・高耐久・省エネな素材でさらにその土地の気候に適し、付加価値のある価格であるべきです。ポットハウスはその全てをまかない、信州に合った、信州の家として開発しました。冬暖かく、健康的な室内空気環境をつくり、省エネで耐久性が高く、デザインの柔軟性もあります。価格はローコストメーカー並で高級住宅並の仕様としました。詳しくはポットハウス画面にてご確認下さい。

「高気密」ってそんなに大事なの?

建物内の換気を隅々まで効率よく行うためには、建物に隙間の無いこと(高い気密性)がとても重要です。

家の空気環境を良くするためには、空気の入れ替えが必要です。昔の日本住宅は、窓(板戸・障子戸)を多用することで太陽の光を多く取り込みやすく、夏の暑さを回避する、風通しの良い間取りの家が一般的でした。現代の住宅建築は耐震性を考えると、壁の面積を多くすることが必要です。当然、窓の面積が少なくなり、風の流れも非効率的になります。窓を開けて空気を入れ替えようとしても、窓のないコーナーや風の通り道以外の場所は、ただ空気が渦を捲くだけで入れ替えはできません。結果、窓を閉めても汚れた空気がまた充満するだけです。建物内に充満する、汚染された空気は体にとって様々な病気の原因になる確率が高く、そのため、現代人は抵抗力が弱くなってきています。空気環境の改善は必須となり、平成16年には法の改正に伴い、24時間計画換気が住宅建築の必要条件となりました。そこで、機械による計画換気の高率を良くするために建物の気密性を高めることがとても重要になってくるのです。

「高断熱」にすると具体的に何が良いの?

光熱費を節約でき、消費電力を削減できるのでCO2の排出も少なくなります。

まず、「断熱性が高い(高断熱)」とは、住まいの内側から外へ逃げる熱の割り合いが少ないことをいいます。断熱性が高いと、ストーブをつけてすぐ部屋が暖まり、その後ストーブを消しても暖められた部屋の温度は急激には下がりません。そのため無駄な消費電力を抑えられ、光熱費を節約できますし、CO2の排出を削減できるので、それは温暖化している地球にも良いことになります。今後、環境問題でオール電化や自然エネルギーを利用した、換気・暖房・冷房・住宅設備機器が主体となる時代になります。その時、断熱性が高くないとそれらの能力も発揮できません。

「基礎断熱」ってなに?

建物の基礎外周部に断熱材を施工することです。

寒冷地の地域においては、床下から温めることが家全体を暖めることに必要な条件になります。床下に外気の冷たい空気を流していては、床に断熱材を施工したり、床暖房を使用したりしても意味がありません。土の中は自然の温熱(地中熱)があります。基礎をコンクリートで完全密閉(ベタ基礎)し、さらに基礎外周部に断熱材を施せば、地熱が上がり、また外気の冷たい温度が内部に侵入することがなくなります。無駄な経費をかけて床暖房にするより、自然の原理を生かし、省エネ住宅にすることこそが、信州に住む私たちにとって大切なことです。人間も足元が冷えれば、体全体が冷えます。住まいも足元から暖めましょう。

チラシの「坪単価」って信用していいの?

一般的にチラシ等に載っている坪単価は基本価格のままということが多々あります。要注意!

坪単価はハウスメーカーや、各会社により表示の仕方が違います。一般的には本体価格を表記するのですが、それは基本価格ですから、含まれない項目が多くあります。「坪45万円」と表記されていても、照明代・空調関係代・カーテン代・屋外給排水設備工事費・設計申請費・諸経費等を含め、結果的に60万円以上になってしまうこともあります。また、信州では住宅も寒冷地仕様になります。他の暖かい地域の住宅とは部材・工法も違いますし、基礎や配管の長さ、断熱の仕様等も全く変わってきます。そのため、寒冷地仕様になっていない価格で表記されている坪単価は、当然実際には何割も高くなります。坪単価は、「全て含めて」の価格なのか、確認することが大切です。

結露しない家を建てたい!注意する点は?

ズバリ高断熱・高気密であること。それと効率の良い換気です。

外気温と室内温度との差から空気が水滴化され結露が発生します。結露を抑えるためには、まず壁・サッシの断熱性能を高めることが必要です。そうすると、外気温度と室内温度の接触する部分の温度変化を最小限に抑えられます。また、室内の暖房機器の選択は特に注意が必要です。室内で化石燃料を燃焼させるとCO2は発生し結露の原因となります。

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