土地に関する知識「重要事項説明」
土地を売買する場合、一番重要なことは【重要事項説明書】の内容です。
内容は専門知識が必要になるので、日常的に土地取引に関係していないと全てを理解することは難しいかもしれません。
ここでは最低限理解しておきたいポイントについてご説明いたします。
業者・所有者
- 不動産取引業の免許を所有しているか
- 宅地建物取引主任証の所有者の説明か
- 不動産の内容が登記簿と同一か
- 所有者は真実の所有者か
- 所有者が何年土地を所有しているか
面積・因果・金額
- 売買面積は登記簿面積か実測面積のどちらか
- 実測図はあるか
- 地面が転移・建築可能であるか
- 過去に事件等の問題が発生していないか
- 売買金額が妥当であるか
権利関係
- 所有者を阻害する権利関係はないか
- 抵当権等担保権が確実に抹消されるか
- 賃借権・地上権等は付いていないか
- 第三者による占有はないか
- 建物が過去に存在した場合、抹消されているか
建築基準法の制約
- 土地計画用途地域
- 建蔽率・容積率
- 建築基準法の制約(高さ・防火・河川・景観)
- 道路の種類・道路の接道
- 道路負担金その他制約
ライフライン
- 上水道受益者負担金
- 下水道受益者負担金
- ガス(都市ガス・LPG)
- 電気の契約内容
- 浄化槽、雨水処理
土地の環境
- 土地の高低差(道路・隣地・河川)
- 地盤状況(良好地・改良・杭)
- 造成の必要性(盛土・擁壁)
- 環境汚染の有無(日当たり・近隣)
- 土地の鬼門・神木
土地選びのポイント「地相」について
風水を交えて、土地選びのポイントをご案内いたします。
まず前提として、その土地に行くと「体調が悪くなる」、「嫌悪感を感じる」、「落ち着かない」などと感じる土地はやめた方がいいでしょう。
基本的に"変形がなく"、"日当たりのよい"、"履歴が明確"なことが土地の三要素として大切なポイントです。
厳禁な土地
- 過去に事件や災害、古戦場があった土地
- 墓地や神社の跡地または周辺に墓地のある土地
- 霊跡の土地(神様が出現された土地)
十分注意が必要な土地(できれば避ける土地)
- 下水処理施設の跡地
- 焼却場の跡地
- 土壌汚染のあった土地
- 化学物質使用の工場跡地
- と殺場のあった土地
- 学校・病院の跡地
- 方位磁石が狂う土地(磁場の撹乱は身体に影響するため)
十分な調査が必要な土地
- 隣地や道路、河川より低い場所にある土地
- 水位が浅い土地
- 池を埋没した土地
- 山の傾斜地
- 北側傾斜の土地
- 日当たりの悪い土地
- 道路が狭く過密した土地
- 竹林が近い土地
- 高圧線や上下水が敷地を横断している土地
- 嫌悪施設(不浄物・下水処理施設・焼却場・工場)のあった土地
その他注意する点
- ご神木
- 井戸の跡地
- 門から玄関の導線
- 庭石
- 敷地内に神等の祭壇がある場合
四神相応の土地(古来より最高とされる土地)
- (北)小高い丘陵
- (西)道路
- (南)広く開かれた土地
- (東)清らかな川