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砂糖は脳の栄養源。
炭水化物の一種であるブドウ糖は
脳の唯一の栄養源です。
しかも脳は摂取した
ブドウ糖の18%も消費します。
炭水化物である
デンプン
砂糖
麦芽糖
異性化糖
体内に吸収されて
分解されたブドウ糖が血液を流れて
からだじゅうに行き渡り
エネルギーになります。
問題なのは
それぞれ
同じブドウ糖でも
デンプン、砂糖、異性化糖
で血糖値の上がり方がちがうからです。
ごはんのデンプン
ケーキの砂糖
缶コーヒー、清涼飲料水の
異性化糖ではずいぶん違います。
ごはんを食べると
ゆっくり消化吸収をして
ゆっくり血糖値も上がります。
もちろん、下がるのもゆっくりです。
ケーキやチョコレートは
血糖値が早く上がり早くさがります。
よく疲れた時にチョコレートを食べると
ほっとした気分になるのはそのためです。
ごはん食べながら即効に
しあわせ気分になる時もありますが(笑)
ブドウ糖をつくりだす
砂糖は素早く効き目が表れるので
脳を使いたい時は便利ですが
毎回毎回年中だと
早く上がる分下がるのが早くて
常に
エネルギー不足になってしまいます。
ほっとするどころか
逆に落ち着かなくなったり
キレやすくなってしまうんです。
もっとも血糖値をあげやすいのは
缶コーヒーや清涼飲料水に含まれる
異性化糖。
液体に溶けている
異性化糖は最初から分子が離れているので
即座に体内で吸収してしまうんです。
大好きなケーキやジュースを
摂りすぎるとからだに悪いのはせつないですが
楽しむくらいで
食事はやはりごはん(デンプン)から
摂りましょう。
糖尿病も気をつけたいですが
甘い缶コーヒー、清涼飲料水の飲みすぎで
低血糖症にならないように
気をつけましょう。
寒くなってきました。
からだのためには
自動販売機のボタンを
今日は甘いコーヒーより
温かいお茶にしてみましょうか。
2014.10.29