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自分自身がそうでなくても
ひざの痛みをがまんしている人はかなりいます。
親だったり、祖父母だったり。
なんとか治してあげたいのですが
「歳だから、もう治らない」と
あきらめている人が多いようです。
ひざ痛はどうして起こるのでしょう。
高齢者の原因の多くは
太ももとすねの骨の表面にある軟骨が削れて
炎症が起きて痛みを感じる【変形性ひざ関節症】
加齢や運動で軟骨が削れると思っている方。
すり減るのでなく
軟骨細胞を作り出す軟骨細胞が死んでしまうことで
削れていたのです。
軟骨細胞が死ぬのは【酸素が得られない時】です。
加齢により、歩かなくなることが軟骨の酸素不足の原因
痛い⇒安静⇒軟骨細胞が死ぬ⇒ますます痛い⇒歩かなくなる⇒悪化
痛み止めの薬以上の効果がある
簡単な体操を紹介します。
脚上げ体操
1:仰向けに寝て、片側の脚を折り曲げて立てる
2:もう片方の脚を伸ばしたまま、床から10㎝の高さまで上げ
5秒間静止させる。
3:脚をいったん下ろして、再び5秒間上げる
これを20回繰り返す
4:反対の脚も同様のことを行う
もともと軟骨には血管が通ってないので
軟骨細胞は自力で酸素を得ることができません。
軽い運動をする事で血液の循環がよくなり
ひざ周りに酸素が運ばれ関節液を通じて
軟骨細胞に酸素を届ける事ができるのです。
そうすることで痛みの原因物質の軟骨の欠片が
血液中に吸収され除かれ炎症が引いてきます。
痛い⇒脚上げ体操⇒関節液より軟骨細胞へ酸素⇒痛みを暖和
安静にするという考えを脱却することで
悪循環から好循環へ変わることができます。
2014.07.14