ライフホームならではの住まいや暮らしの便利情報、季節の話題などをお届けします。
さあさあ衣替えの季節です!面倒くさい、けどやらなきゃいけない…。
重たい腰をあげてはりきって行きましょう!!
普段、掃除しにくい押入れの中は衣替えの時期に合わせて掃除機をかけましょう。見えない埃の層は害虫やダニの住家。窓を開け、押入れの壁や天井なども忘れずに念入りに。
押入れの中の収納ケースには二種類の選び方があります。ひとつは全て同じ種類の引き出しタイプで統一する。これだと、ケースの引き出しごと変えれば、いつでも手軽に衣替え。
もうひとつの方法としては、家族個別収納。下着、パジャマ、普段着などひとりひとりにまとめて収納しておけば、季節の変わり目、家族の要望にもすぐに対応できます。
また、靴下の買い置きなどすぐに必要でないもの、タオル類などは深めのケースに家族分をまとめて分類しておくと便利です。
〈IDEA!〉
スキーウェアやダウンジャケットなどかさばるものは、ケース類より衣類保存袋衣装保存袋がお勧め。不織布の袋は軽いので、天袋などの高いところやちょっとした隙間でも出し入れしやすく、不要な時期は小さくたたんでおけるのも魅力です。
布団類は起床後一時間ほど経ってから押入れにしまうのが理想だといわれていますが、慌しい朝には難しいこと。まずは押入れの中の風通しをよくすることを考えましょう。
すのこを床面に置くだけでなく、壁面にも立掛けるなど布団との隙間を空け、空気を循環させる工夫を。市販の『押入れ用結露防止シート』や防虫シートを押入れ全面に張り、吸湿剤をおくのも得策ですが、扇風機で風を送りこんだり、晴れた日にはできるだけふすまを開けておくことが一番です。
夏場はふすまを全部はずして巻き上げ式のすだれを設置すれば、通気性もよく涼しさの演出もできて一石二鳥。
〈IDEA!〉
圧縮後の布団をそのまま積み重ねるのではなく、縦置きにすれば見やすく、急な来客時などでもすぐ対応できます。なにより、収納ケースの間など押入れの隙間を有効に使えます。立てて置きにくい場合、『突っ張り式・間仕切りネット』などが市販されているので活用されてはいかがでしょう。
圧縮袋が利用できない羽毛・羊毛布団は、縦半分に折り、端からくるくると巻き込み、両端を古いストッキングなどで縛っておきましょう。ホコリよけに布団袋や厚手のビニール袋に入れておけば、コンパクトに収納できます。
毎年増えていく洋服。クローゼットの衣服をかけるバーの数が足りなくなったら、突っ張り棒や突っ張り棚を自分でとりつけてみましょう。
それが不可能な場合には小さなキャスター付のハンガースタンドを利用すればブラウスとコートなど二段使いも簡単。引き出し式のクローゼット用衣装ケースを洋服の丈に合わせて、一段、二段と積み重ねれば、デッドスペースを有効利用できます。衣装ケースを入れる隙間がない場合も、バスケットや書類ケースの利用で、ワイシャツや小物が整理できるのでお勧めです。
また、奥行きのないクローゼットの上部に突っ張り棚を使用すれば、帽子やバックなどをまとめられ便利ですが、この時、突っ張り棚を少し斜めに設置するのがコツ。落下の心配がありません。
クローゼット内の奥の壁や側面にも注目。タオルハンガーやワイヤーネットを取り付ければ、しわが気になるスカーフ、増えたネクタイ、ベルトや帽子など見た目もきれいに収納できます。
〈IDEA!〉
S字フックを利用して、上着の肩の位置をずらせば、厚みが重ならずクローゼット収納力アップ!最近では同じ効果のある、連結ハンガーも市販されています。
ハンガーのサイズや機能の見直しなど小さな工夫でも収納力は大きく変わります。サイズの変わりやすい子供服の収納法としては、食品用の保存袋が有効です!サイズを表記《例:ソックス20cm》しておけば来シーズン、使用不可ならそのまま処分できます。
他の服も収納ケースにサイズラベルを貼っておけば次回の衣替えもスムーズです。
一枚増えたら、一枚処分!洋服購入時に思いながら、なかなか実行できないもの。
衣替えのこのシーズン、ホームセンターをのぞいて便利グッズを探したり、収納アイデアを見つけて楽しみましょう。
2008.05.14