ライフホーム「社長日記」

ライフホーム社長 塚田和雄のブログです。
ライフホームこだわりの健康住宅に関する情報など家作りの話題をお届けします。

オール電化住宅とは!

最近、お客様の要望としてオール電化住宅が増えております。キッチンはIH、給湯はエコ給湯、太陽光発電などです。しかし、 暖房についてはどうでしょうか?、オール電化ですよと各メーカーや工務店がPRしても暖房計画についてどこまで電化になっているか疑問です、 殆どが灯油暖房かガス暖房がほとんどです。建設時の予算が多額にかけられれば当然電気での暖房も出来るでしょう、 蓄熱式暖房システムやヒートポンプ方式の暖房またエアコンでの暖房等色々な選択肢はあります。 しかしどんな住宅でも同じシステムが使用出来ると考えたら大間違いです。

大切なことはその家の基礎の構造、断熱の施工、気密の施工が良くなければ、無駄な投資となってしまいます。信州は特に冬は寒く、 東北地方と同一の気象環境ですから、住宅の性能が必要とされる地域です。

信州の気候風土に適合した性能ある住宅にすることにより、建設時での予算を抑えて、オール電化にすることが可能です。 業者の間違った説明を信じて家造りをし後でランニングコストのかかる家を造らないことが大切です。

ローコストの住宅を造れば後で維持費が沢山かかることになりますから十分注意して下さい。

地球温暖化対策などで国としては、電気とガスを推奨しております、化石燃料は埋蔵量40年と言われております。 新築して50年使用すると考えた場合、残り10年で化石燃料がなくなりますから、その時点で建替えか、 莫大な費用をかけてリフォームをしなければなりません、これからの家造りは将来の地球環境を考え、 子供さんや孫の代に負担をかけない家造りが必要です。

今、家を考えている方は30台前半の方が多いです、人生85年とすると老後になって、大切な家に負担がかからない家造りをしましょう。