ライフホーム社長 塚田和雄のブログです。
ライフホームこだわりの健康住宅に関する情報など家作りの話題をお届けします。
地球温暖化対策における温室ガス半減目標が長期目標となりましたが、 1997年12月11日の京都議定書におけるCO2削減目標が問題となっております。日本は2008年†2012年までに1990年を規準として6%の削減をしなければなりません、この問題が我々の住宅に対する影響は大きなものとなっております。温室ガスを削減する為にはエネルギーとして電気及びガスを活用しなければなりません、新築時には当然考慮しなければなりませんが、既存の住宅にもその影響は波及してまいります。新築やリフォームを考えている方々には重要な課題です。 単にオール電化にすれば良いとか単純な発想では将来大変な思いをしかねません。 大切なことは住宅の持つ性能を十分に考えて家造りをすることです。性能とは耐久性・断熱性能・気密性能は当然ですが、室内環境汚染の防止と耐用年数の長い(60年以上)家造りが必要です。室内汚染には室内に使用する材料の選択が必要です。 また耐久年数の長い住宅は、特に日本は地震国ですから、丈夫な家は当然ですが、 ポイントは軽くて丈夫な壁材や屋根材を使用することが大切です。将来建替えが温暖化対策により難しくなってまいります、それは解体による廃材処理によるCO2汚染が規制されるからです、長く住める良質な住宅を造りましょう。
2008.07.10