昨年に比較して今年は暑い日が続いております、みなさんはこの暑さにどう対応しておりますか?
エネルギーの消費価格が上昇する環境において、無駄に電気のエネルギーを使えませんよね、 自然の摂理のなかでどう季節の変化に応じてどう生活するかが大切だと感じます、出来る限り自然の原理を利用した住まい方、昔の人は夏の暑さに対して、様々な工夫をしておりました、家の中に風の流れを良くする窓の配置、夏涼しく冬暖かい土壁そして外からの直射日光を避けるヨシズやスダレなどです、現在もヨシズやスダレは手軽な日よけとして利用されております。当社のモデルハウスも先週ヨシズを西側の窓に設置しました。 モデル内には自然エネルギーを利用した地中熱換気システムを導入しておりますが、1階の西側の壁は全面窓にしてありますので午後の直射日光による温度上昇を防ぐことができません、そこでヨシズを購入して設置したところヨシズの外部と内部との温度差は10度違い、建物内部の地熱換気システムも効力を発揮できとても快適な環境を作ることができました。エネルギーを無駄に利用できない現在、古来からの住まい方を見習い生活することが大切だと感じました。
2008.07.27
地球温暖化対策における温室ガス半減目標が長期目標となりましたが、 1997年12月11日の京都議定書におけるCO2削減目標が問題となっております。日本は2008年†2012年までに1990年を規準として6%の削減をしなければなりません、この問題が我々の住宅に対する影響は大きなものとなっております。温室ガスを削減する為にはエネルギーとして電気及びガスを活用しなければなりません、新築時には当然考慮しなければなりませんが、既存の住宅にもその影響は波及してまいります。新築やリフォームを考えている方々には重要な課題です。 単にオール電化にすれば良いとか単純な発想では将来大変な思いをしかねません。 大切なことは住宅の持つ性能を十分に考えて家造りをすることです。性能とは耐久性・断熱性能・気密性能は当然ですが、室内環境汚染の防止と耐用年数の長い(60年以上)家造りが必要です。室内汚染には室内に使用する材料の選択が必要です。 また耐久年数の長い住宅は、特に日本は地震国ですから、丈夫な家は当然ですが、 ポイントは軽くて丈夫な壁材や屋根材を使用することが大切です。将来建替えが温暖化対策により難しくなってまいります、それは解体による廃材処理によるCO2汚染が規制されるからです、長く住める良質な住宅を造りましょう。
2008.07.10